映画「夜明けのすべて all the long nights」を見てきました。
映画『夜明けのすべて』公式サイト (asmik-ace.co.jp)
同居人が、松村北斗くんの所属するSixTONESというグループの大ファンでして、誘われたので見に行ったんですが、私はそもそもは行くつもりはなかった。
理由は、「なんとなく暗そう」だったから。
私は自分もつらくなってしまうので、暗い話、つらい話がとても苦手なんです。
松村北斗くんがパニック障害で、上白石萌音ちゃんが重いPMSで苦しんでいる話と聞いて、ふたりが苦しむのを見たくないと思った。
でも誘われたのでほいほい見に行った。映画代出してくれるならまぁ良いかと思って。
本編は、やっぱりふたりが苦しんでいて、つらい場面はあったけど
見て良かったと思いました。
色んな悩みを抱えている人がいるということを、思い出させてくれる映画だった。
映画にはたくさんの登場人物がいる。上映時間の関係もあるし、たぶんそれぞれの悩み、問題がすべては描写されない。それでもなんとなく、その問題を想像できる。
みんなが順風満帆ではない。
でも目の前に困った人がいたら助ける。
優しい映画だなと思った。
決してみんなが楽しくてハッピーな映画ではなかったんだけど、見終わったとき私はとても優しい気持ちになった。
「夜明けのすべて」の登場人物は、みんないろんな困りごとを抱えていたけれど、同じくらい優しさを持っている人ばかりだった。
私もそんな風に、優しい人間になりたいと思える映画でした。
今度原作も読んでみようと思います。